地盤改良

ピュアパイル工法

ピュアパイル工法は、小規模建築物(一般住宅など)を対象とする杭状地盤補強工法です。セメントミルクを地中でそのまま杭状に固化させるため、地盤種別によらず高品質で高支持力を発揮する安心確実な工法です。シンプルな施工法のため、ハイスピードな施工が可能で、従来方法(ソイルセメントコラム工法)に比べて工期短縮が可能です。

ピュアパイル工法は、一般財団法人日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得した地盤改良工法です。

清和工業では、経済的で高品質な柱状改良工法を実施しています。

地盤調査ならびに地盤改良工事により安全な施工を行うことで、10年間および5,000万円までの保証を得られます。(生産物賠償責任保険摘要)

ピュアパイル工法の特長

ピュアパイル工法は、従来の柱状改良工法を進化させた、腐葉土層でも施工できる強度3倍の安全・高品質な杭状地盤補強工法です。

腐葉土層:分解または未分解の植物を多く含む土層で、水や空気を大量に含んでいるため圧縮しやすく、宅地としては何らかの地盤補強対策が必要となります。

ピュアパイル工法と従来工法の比較

※スマートフォンでは、表を横にスクロールさせてご覧いただけます。

  ピュアパイル工法 従来工法
設計径 200mm 500mm~800mm
材料 セメントミルク+混和剤 セメントミルク+原地盤の土
強度 強度バラツキなし 土の種類により強度バラツキあり
腐葉土層への対応 ×
事前配合試験 必要なし 原地盤を採取し、1週間の猶予が必要
六価クロム溶出試験 必要なし 必要あり
残土処分費 ほとんどなし 5万~10万円程度

特長1 強い

杭1本あたりの強度は従来工法の約3倍です。

ピュアパイル工法は、土が混入しないセメントミルクのみで杭を築造するため、均一で安定した高強度が発揮できます。従来の柱状改良は、現地の土とセメントミルクを攪拌して杭を築造するため、土質によって強度に大きなバラツキが見られました。

特長2 早い

施工時間は従来工法の約半分です。

ピュアパイル工法は、特殊掘削ロッドで地盤を側方に押し広げながら支持深度まで掘削し、セメントミルクと置換することにより杭柱体を築造します。位置合わせから柱頭レベル合わせまで、5段階の工程で進めていきます。不要な土が混ざらない強固な柱を1本築く時間は、わずか5分。まさに早くて確実な施工を実現します。

特長3 きれい

残土がほとんど出ないから現場がきれいで環境にもやさしい

ピュアパイル工法は、排土しないので残土が出ません。そのため、残土の産業廃棄物処理費用が不要となります。また、ダンプによる残土の排出がないため、道路や現場をきれいに保ち、環境にも優しい工法です。

建築技術性能証明

ピュアパイル工法は、一般財団法人日本建築総合試験所より、建築技術性能証明(GBRC性能証明 第11-28号)を取得しています。

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