スウェーデン式サウンディング試験は、JIS(日本工業規格JISA1221-2002)で規定されている地盤調査方法で、住宅用地の地盤強度を調査する方法として広く用いられています。
先端にスクリューポイントを取り付けたロッド(まわし棒)に、100kgまで段階的に荷重を加えて、地中へのロッドの貫入量を測ります。
貫入が止まったら、回転を加えてロッドを更に地中にねじ込み、25cmねじ込むのに必要な半回転数(180°回転)を測定し、その結果を基に地盤の強度を判断します。
清和工業では、経験豊富は調査スタッフと全自動試験機の導入により、調査スタッフごとの測定値のばらつきを排除し、正確な測定を実現しています。
ロッドを調査ポイントに垂直に設置し、25kgの過重をかけて貫入するか確認します。
貫入しない場合は、25kgずつ 過重を増やしていきます。
段階的に100kgまで加重し、貫入した距離と過重量を記録します。
100kgの過重で貫入しなければ、ロッドを回転させて強制的に貫入させ、25cm貫入させるのに何回転(1回転180度)したかを記録します。
固い地盤(支持層)に到達するまで(最大10m程度)ロッドを継ぎ足し、25cm貫入ごとに回転数を記録します。