地盤改良

ジオクロス工法

ジオクロス工法(特許工法:特許第3782770号)は、環境に優しく低コストな新しい住宅地盤対策工法です。

従来の支持地盤から支える工法と異り、基礎直下にシートを敷いて不同沈下と沈下量を制御します。素材に使用するデュポンタイパーは、海外で線路・道路の軟弱地盤改良工事に使用されている不織布です。ジオクロスを敷設することにより「ハンモック効果」と「周辺地盤の押さえ効果」が期待でき、砕石施設、ローラー転圧を実施し、地盤の支持力を増強させます。

清和工業では、環境に優しく低コストな新しい表層改良工法を実施しています。

地盤調査ならびに地盤改良工事により安全な施工を行うことで、10年間および5,000万円までの保証を得られます。(生産物賠償責任保険摘要)

環境に配慮したジオクロス特許工法

ジオクロス工法は環境に優しく、低コスト。エコロジーにも配慮した、新しい住宅地盤対策工法です。

ジオクロスを2方向に(縦横)に敷設することにより、土のせん断抵抗を高め、住宅の不同沈下を防ぎます。

また、土に加わっている力をシート敷設効果で分散されることにより、均質な地盤を形成することを目的とする工法です。

ジオクロス工法の特長

  • 重機は不要。振動、騒音もありません。
  • 地下水汚染、土壌汚染もありません。
  • 施工・材料ともにシンプルで、他工法と比較し、短期で施工可能で安価です。
  • 狭い現場でも作業性がよく、敷設作業は短時間で完了。
  • 掘削深度が浅いので、残土処分の量が少ない。

ジオクロス工法の考え方

  • 工法の目的:建物の総沈下量の減少と不同沈下の抑止
  • 工法の原理:シートを根切り底面に敷設し周辺を固定、建物重量によりシートに引張り力を生じさせ、住宅の荷重分散効果を得る

連続繊維シート・デュポンタイパーの性能

  • 酸、アルカリに耐性がある
  • 耐久性能は半永久的に持続
  • 腐食および生物劣化しない
  • 引張り強度、耐突き貫け強度が大

ジオクロス工法の性能

シートの1枚の張力は、5.1kN/mとなり、2mごとに30cmのオーバーラップ(単位幅当たり15%のオーバーラップ)があり、さらに縦・横2方向に敷設するので、支持力向上に寄与するシートの張力は5.1kN/m×(1.15×2)=11.7kN/mとなります。

ジオクロス工法の施工手順

  1. STEP1

    砕石層をローラーで転圧します。

  2. STEP2

    シートを充分に引っ張って設置します。

  3. STEP3

    端部を仮固定します。

  4. STEP4

    施工図に従い重ね幅を調整します。

  5. STEP5

    端部をコンクリートで固定します。

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